受け継ぎたい
割り竹を編んでつくる伝統技法。
竹蛇籠の作り方
1.材料及び道具
竹は周長12~18cmのものを用いる。
道具は、①ハンマー、②鉈、③コマ、④皮手袋、⑤前掛け
2.竹割
割り竹の幅が2.0~2.5cmになるように、コマを使い分けながら割る。籠編み作業で竹を継ぎ足しやすいように、元の部分の内側30~40cmを削ぎ落とす。
3.籠の底編
底編から作りはじめる。蛇籠の直径に従って編み竹の本数を変え、正六角形にしっかりと編みこむ。
4.輪竹をかける
底網が済んだら輪竹をかけて、筒となる部分を編み込む準備に入る。このとき、竹の穂先を後の作業がしやすいように締め付けておく。
5.筒を編み込み
輪竹の一方を編み竹、もう一方を輪竹にしながら、筒を編んでいく。
6.口止め
竹蛇籠を所定の位置まで編みこんでくると輪竹を編みたけに沿って編みもどす、他の編み竹は網目が正六角形になるようにとめる。