壊さずに甦らせるIPH工法
Inside Pressure Harding(内圧充填接合補強工法)
IPH工法とは
経年劣化や地震被害などによって起こるコンクリートの「ひび割れ」は、構造物が耐久性や耐震性を失う原因となります。 適切に処置しなければ重大事故を引き起こしかねません。 IPH工法は、特許を取得した独自の注入器を用い、ひび割れに樹脂を超低圧で注入することですみずみにまで浸透。 あらゆるコンクリートを内部から接合補強し、耐力を大きく回復させて健全な状態によみがえらせることができます。 国土交通省NETISには有用な新技術として登録され、土木学会の技術評価も得ています。 IPH工法は、あなたの大切な街を、大切な建物を、世代を越えて守り続けます。
「補強」だけじゃない、IPH工法のメリット。
IPH工法の特徴
IPH工法は、単なる補強工法にとどまりません。さまざまな効果がコンクリートの健全化や長寿命化を導きます。 また、優れた経済性や作業効率により、施工の負担を大きく軽減します。
高密度の樹脂充填
これまで不可能とされていた表面から30cm以上の深さにまで樹脂が行き届きます。錆・中性化を防ぐ
鉄筋周囲への注入効果によって内部鉄筋の付着強度や防錆効果を高めます。止水性能の向上
水漏れ・液漏れ対策としても大いに活用できます。耐震性・耐久性の向上
新設時の設計数値以上にコンクリート躯体強度を高めることが可能です。1.3~1.5倍の耐力向上が見込まれます。注入状況が見える
注入器には透明なカプセルケースを使用してるため、注入状況や注入量が目で見てわかります。利用しながら施工できる
道路・鉄道・空港など、施設の供用を妨げることなく、利用したままの状態で施工できます。寒冷地でも施工できる
1~5℃の場合はかんたんな保温養生で対応できるため、寒冷地でも施工しやすい工法。 5℃以上の場合は保温養生が不要。また、注入作業は雨天時でも行うことができます。経済性・作業効率の向上
「はつり作業」が不要なため、約27%の経費削減と約62%の工程短縮ができます。 ※規模により低減率は異なります。構造物の長寿命化
環境や状態によって差はあるものの、施工により30年程度の延命が期待できます。ライフサイクルコストの低減
一度の施工で、それ以降の点検・補修など定期的に掛かる維持管理コストを減らすことができます。 そのため、長寿命化と合わせてライフサイクルコストの大幅な低減が可能です。あらゆるコンクリート構造物を救う。
IPH工法の主な用途
●土 木 | トンネル、橋桁、橋脚、ダム、堤防、軌道など |
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●建 築 | 建築基礎、外壁、構造壁、地下室、駐車場、レンガ・タイル下地など |
●構造物 | パイプライン架台、タンク基礎、ネットフェンス布基礎など |
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