共和の「和」 ~2015 11月号~

 心肺蘇生法講習会を終えて

 11月20日(金)16時00分から17時00分に黒部消防署の職員2名をお招きして本社3階大会議室で人工呼吸やAEDの使用法を非常に分かりやすく教えていただきました。 万一、現場や家庭で事故や病気で周りの人が倒れた時に、パニックにならずに今回学んだことを思い出して人命を救ってもらいたいと思います。

 「石田漁港航路(-2m)新設及び西防波堤延伸工事を終えて」

 本工事は石田漁港の機能強化を目的としたもので、具体的には黒瀬川に隣接している西側の船舶出入り口を堤防で閉め切り、東側(石田フィッシャリーナ側)の既設堤防を一部撤去し新たに船舶出入り口を設ける工事でした。西側出入り口を閉め切る理由は黒瀬川から土砂が漁港内に流入し船舶の航行に支障となることや、西からの強風時には出入り口に波が立ち、漁船の出入りが困難になることなどが理由です。

 当初設計に無理があり、そのままでは工事着手できなかったため、工事を進めるにあたっては実現可能な施工プランを提案し、発注者に了承を得て施工するスタイルとなりました。工事を完成するまでに沢山の打合せと沢山の協議書類を作成しなくてはならなかったので苦労しました。一番大きな変更は、護岸堤防を形成するためのブロックである大型のセルラーブロックの撤去及び再据付です。
 セルラーブロックとは、鉄筋コンクリートの壁面で4面を形成し、底のないものです。ケーソンの底のないものと思えばよいです。内部に割石を詰めて壁体とし、防波堤の直立部、岸壁壁体とします。無底かん(函)と呼ぶこともあります。 当初は陸上施工となっていましたが作業可能となる大型クレーンのリースや回送に莫大な予算が必要となることや、大型クレーンの手配が困難であったため、みんなのアイディアから当社起重機船『第1共和号』にて海上施工することとしました。
 しかし冒頭でも触れましたが出入り口が河川からの土砂で浅くなっていて第1共和号が座礁するおそれがあったことから第1共和号を港内に入れるための浚渫が必要となりました。浚渫にあたっては第1共和号のクラムシェルや大型バックホウを使用して浚渫しました。苦労の甲斐あって無事第1共和号を港内に入れることができました。
 第1共和号でセルラーブロックを施工した際には漁港関係者や工事関係者の多くのギャラリーの中で行い、無事施工できたときの第1共和号はとても誇らしく思えました。
  本工事はその他にも工種が多岐に亘り、いろいろな工種を体験できました。特に水中コンクリートは初めての体験で、水中での型枠の組立やコンクリート打設がどのように行うかいろいろな人のアドバイスを受けました。水中コンクリートでは特殊配合のコンクリートを使用しバイブレーター無しで施工するのを初めて知りました。型枠を解体するまでコンクリート表面の仕上りが不安でしたがきれいに仕上がっていて安心しました。
 その他にもいろんな人のアイディアや創意工夫で現場を乗り切れ、たくさんの創意工夫を提出したことで高い工事評価点を得ることができました。この工事に携わった当社の皆さん、また下請会社の方々本当にありがとうございました。次もこの工事で学んだ事を生かして頑張りたいと思います。                     

 

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